マスターズ・オブ・ユニバース(2026年製作の映画)
Masters Of The Universe

  • 上映日:2026年06月05日
  • 製作国・地域:アメリカ
  • 上映時間:140分
  • ジャンル:アクション、アドベンチャー、冒険、SF
  • 配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント

あらすじ

惑星エターニアの王子として生まれたアダム。
幼い頃に故郷で戦争が勃発し、身を守るべく“誰にも知られない場所”である地球に送り込まれた。15年後、成長したアダムは伝説の剣“パワーソード”を見つけ出す。剣に導かれ故郷へ戻った彼だったが、エターニアは邪悪な宿敵スケルターによって陥落していた…。エターニアとその人々を救うべく、アダムは<ヒーマン>として悪の軍団との死闘に挑むことを決意する──!

Filmarks-映画情報- https://filmarks.com/movies/126084

ビキニアーマーで頑張るドルフ・ラングレンのことをうすぼんやりイメージするものの、記憶の彩度を上げようとするとちょいちょいシュワちゃんとすり替わっているので、多分ちゃんと観たことはないと思う『マスターズ超空の覇者』。そもそもがあれがフィギュア玩具ありきで始まったってことを知らなかったんですが、そーゆうの大好きなのでウキウキしながら観に行ってまいりました『マスターズ・オブ・ユニバース(2026年製作の映画)』吹替え版ッ!そしておかわり字幕版ッ!

ひとこと感想

細い路地から出てくる雑兵がカメラの左右へ流れ込んでく様とか、スケルター軍幹部の皆さんが横並びで見得を切ったりする様に、ハリウッドなのに東映特撮味がプンプンして、洋食なのに出汁が利いてる、みたいな良さがありましたよね。めっちゃ面白かったー!

以下ネタバレ含むよ。

ネタバレ含むフタコト感想

アダム役のニコラス・ガリツィン君がずっと口半開きのザンネンイケメンで終始面白かったですね。とはいえ本当の自分を理解してもらえない孤独さが、あの残念さの中にしっかりと内包されていて、めちゃくちゃ笑えるのに根っこに切なさがちゃんと残るのがもう絶妙で最高でした。しかしスゲー身体。『ひつじ探偵団』であのヒュー・ジャックマンに髪の毛捕まれてよく頭皮から引っぺがされなかったなと思いましたが、あるいはヒーマンならば確かに…、となりましたよね。

あと「このガイコツ野郎め!」と罵られても結構お肉がしっかりついてるもんだからなんだかもやもやする感じが終始ぬぐえなかった悪役のスケルターさんのキャラクターも超良かった。意外と悩ましいところを各所で見せつつも、終盤に向けてヴィランの矜持を得ていく展開は、ちょっと胸が熱くなるのを抑えられないところがございました。

あと、冒頭からちょいちょい流れるギターのリフがめちゃめちゃブライアン・メイみたいな音してて70年代メタルサウンドへの再現度がすごいなとずっと思ってたら本当にブライアン・メイでコーラ吹きかけたし、

最後のテーマ曲に至っては「え?なにこの知らないクィーンの曲…。」と思ったら、こっちはザ・ダークネスっていう、フレディのうたを上手に歌えるボーカルさんがいるバンドの曲で、もうなんだよややこしいなあと、だいぶ面白かったです。

途中、本物のクィーン挟んでくるから、なおややこしいんじゃ。サイコー。

いやなんにしてもいい映画でした。大昔、DAISOで売ってたフィギュアで音声ドラマ作ったこと思い出して、ちょっとノスタルジー。

◇字幕版でおかわり観てきました

初見は、あまりの80’s感に、冗談みたいな映画だなというインパクトがすごかったですけど、落ち着いてちゃんと観てみると、ものすごくイイ話になってることに気づいて色々グッときちゃった…。

父上の今わの際の「そんなこといったか?」には、いや「お父上はきっと振り返る」のとき振り返らなかったじゃんそーゆーとこだよちちうえ!と思ったけど、例えば広場で追い詰められて王妃とアダムを逃がす際に「お前が母を守れ」とか言いそうなものなのに、そうは言わなかったんだよね父上。きっと父上には、父とは、王とは、男とはそういうものだという観念が…、マッチョなイズムがあって、小さき我が愛すべき息子アダムはただひたすらに己が守るべき存在であったんですよね、きっと。そう思うと、お前のままでいさせてやればよかった的な言葉は、本当にめちゃめちゃグッときてしまってたまらなかったなぁ。

たまらなかったんですが、牢獄でのミーティングの際に発言時の挙手のように首伸ばしてたクビネック(メカネックです)をはじめ、ちょいちょい差し込まれる細かい笑いがすべてを洗い流していくのがサイコーに面白かったです。ヤイッ!母上さらっと言ってたけど地球人なのね…!?


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