エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)
Everything Everywhere All at Once
- 上映日:2023年03月03日
- 製作国:アメリカ
- 上映時間:132分
- ジャンル:コメディ・ファンタジー
あらすじ
破産寸前のコインランドリーを経営する中国系アメリカ人のエブリン。国税庁の監査官に厳しい追及を受ける彼女は、突然、気の弱い夫・ウェイモンドといくつもの並行世界(マルチバース)にトリップ!
「全宇宙に悪がはびこっている。止められるのは君しかいない」と告げられ、マルチバースに蔓延る悪と戦うべく立ち上がるがー。
Filmarks-映画紹介- https://filmarks.com/movies/100622
CM見てた時からめちゃめちゃ気になっていたんだけど、アカデミーの賞候補総なめしかけてる作品だったのね…!!すごいなぁ、どーなるんだろうかそっちも楽しみ!!そんなわけで広めのスクリーンでじっくり堪能してきましたー!!
ひとこと感想
エージェントの皆さんのバース・ジャンプの各方法のレベルが高すぎて、変態見本市みたいになってるシーン、サイコーでしたw。国税局でおばちゃんがトロフィー自慢してきたとこから嫌な予感させてくる演出がヤバいw。
フタコト感想
あのおばちゃん、なんかどっかで見た気がするけど思い出せないなとモヤモヤしてましたが、そうか、トゥルーライズの「花瓶」の奥さんかw!!!すごいな、全然キャラクターも違うし演じてた頃の年齢も違うのに「なんか観たことある…!」ってさせるのすごい…。…大好きなのよね、あの花瓶のシーンwww。
ジョブ・トゥパキかわいかったー!衣装の美麗さもさることながらそこに溶け込むステファニー・スーの表現力と存在感すごかったなー。あとミシェル・ヨーの、あんなにアクションこなしちゃう人なはずなのに、全然動けないフツーの奥さん演技がすごいw。お父さん役のキー・ホイクァンの功夫もめちゃめちゃかっこよくてお見事だったー!インディジョーンズに出てた頃のおもかげ、ちょっとあるねー!あのコピー用紙でバースジャンプ試みるシーンはちょっと見てられなかったわー、4回だよ!?目を覆うよねwww。
しかして難しいお話だった。にもかかわらず、ちゃんとストーリーの根っこはわかりやすくしっかりしててラストはめちゃめちゃ泣いたー。シンプルなことではあるけど、そこに至るきっと多くの人が体験するだろう選択の中で、エヴリンはエヴリンの愛を貫いたなぁと感動しました。そして観終わった後ポスターみてスイス・アーミー・マンの監督さん達と聞いてあー、なるほどなとw。意味不明さの中に人の思いの根幹に迫ろうとするストーリーの構成は、二本ともとてもよく似てる映画だなぁと妙に納得しました。
爽快な功夫映画なので大画面で見ること絶対必須な映画なのでみんな観に行ってほしいなと思うけど、まめちちのような多次元を行き来出来ないクロック数の少ない凡庸な脳みそではwシーンの解釈がリアルタイムでついていかず、「あっ、さっきのシーンてそうゆう意味か!」と、理解が10分後くらいにやってくるのでw、一度家でもゆっくり見てみたい映画でしたw。
あ。ラストのエヴリンはだいぶ鍋にヒビが入りまくった状態でwあれで大丈夫なんだろうかと心配におもったけど、「鍛錬すれば大丈夫」的なこと言ってたから大丈夫なんだろうな、と思いましたw。
関連