SAND LAND

SAND LAND(2023年製作の映画)

  • 上映日:2023年08月18日
  • 製作国:日本
  • 上映時間:106分
  • ジャンル:アニメ
  • 配給:東宝

あらすじ

魔物も人間も水不足にあえぐ砂漠の世界<サンドランド>。悪魔の王子・ベルゼブブが、魔物のシーフ、人間の保安官ラオと奇妙なトリオを組み砂漠のどこかにある「幻の泉」を探す旅に出る―。

Filmarks-映画情報- https://filmarks.com/movies/109010

TVCMで、誰がどう見ても鳥山明のキャラクターが縦横無尽に動き回るアニメーションをバックにどう聞いても野沢雅子さんのお声で「ゼッテェ観に来てくれよな!」と言われたらば、観に行かないわけにはいかないなあということで、観てきました「SAND LAND」!悟空さ、まったく出てなかったなぁ…。原作は当時チラッと読んだ記憶はあるものの、ほとんど覚えていなかったので、ほぼ初見の勢いで観て参りましたよー。

ひとこと感想

週刊少年ジャンプでDr.スランプや初期ドラゴンボールを愛したキッズだった者として、当時ほんとに大好きだったあの「鳥山メカ」が、現代のアニメーション技術で動くさまが見れたことに、もう感無量の映画でした!おもしろかったー!

以下ネタバレ含むよ。

ネタバレ含むフタコト感想

お話しの流れとしては、なんでしょうか、水を求めて砂漠をひた走る系作品は、基本的に一直線なストーリーでないといけない的な決まりでもあんのかな?と思う程度にはまあまあの怒りのデスロード仕様でした。ただ単純ではあるけど明快な展開だったので、なんというか、分かりやすかったです。鳥山明的な要素をしっかりと1時間半ちょっとに漏れなく詰め込んである映画、といった感じでしたー。

ゼウ大将軍、ポッドと一体化してしまったフリーザ様みたいなデザインだったから、過去の戦傷か老いを克服する為か、もう首と手しか残ってないようなことなのかなと思ってましたが、最後なんのことはなくポッドむけた際にちゃんと四肢がついてる様を観て、「うん、鳥山明!」ってなりましたよねぇ。

序盤のバジリスク?(ゲジ竜でいいのかな?)の追撃シーンはすばらしかった。あれは映画館の大画面で見るべきシーンですねー。ああゆう巨大ナゾ生物のアクションも「くぅー!鳥山明!!」ってなりますよねぇ。

スイマーズは、あれは人類なのか?魔物ではないのか。時速180kmで走れるけども。まあそれを言い出すといろいろあれか。そーいえば通貨がちゃんと「ゼニー」だったけど、世界はつながっているのかしらね。…パパはダーブラではないのよ、ね?

まあ、とにもかくにも、保安官のバギーや鹵獲した戦車のディティールの描かれ方が非常に細かく、各動作への手順とか、音とか、ストーリーに於いてはまあまあ不要な演出が、いちいちカッコよくてたまらなかったー。やっぱ御大の真骨頂はメカだと思うのよねー。いやはやホントカッコよかったです、こーゆーのがみたかったのよ、こーゆーのが。ほんとごちそうさまでした。

…ということを、宮崎駿御大にも言いたいのですよ。なのですよ


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