ナポレオン(2023年製作の映画)
Napoleon
- 上映日:2023年12月01日
- 製作国:アメリカ
- 上映時間:158分
- ジャンル:アクションドラマ歴史
- 配給:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
あらすじ
1789年 自由、平等を求めた市民によって始まったフランス革命。
マリー・アントワネットは斬首刑に処され、国内の混乱が続く中、天才的な軍事戦略で諸外国から国を守り 皇帝にまで上り詰めた英雄ナポレオン。
最愛の妻ジョゼフィーヌとの奇妙な愛憎関係の中で、フランスの最高権力を手に何十万人の命を奪う幾多の戦争を次々と仕掛けていく。
冷酷非道かつ怪物的カリスマ性をもって、ヨーロッパ大陸を勢力下に収めていくが――。
フランスを<守る>ための戦いが、いつしか侵略、そして<征服>へと向かっていく。
Filmarks-映画情報- https://filmarks.com/movies/111029
歴史の授業で触れた程度で、史実・創作共にあまり触れる機会がなかったので、正直始まるまであんまり興味がなかったんですけど、劇場のCM観ているうちになんだか「観なきゃ」という気になったもんで観てきました「ナポレオン(2023年製作の映画)」。ホアキン・フェニックスとヴァネッサ・カービーってところくらいしかホントにとっかかりがない状態でしたが…、
ひとこと感想
やはり大砲…!!大砲こそすべてを解決する!の勢いが良かったですね。大砲に対する「力こそパワー」論を存分に感じ取れる合戦シーンはなかなかの映像美でした。後半あんま解決できてなかったけど。おもしろかったー!
以下ネタバレ含むよ。
ネタバレ含むフタコト感想
「信長のことを知らずに桶狭間や長篠や本能寺を観る」ようなものだし、2時間半越えはさすがに寝るかもなぁと思っていたんですが、意外とそんなこともなく。
知らないなりにも当時の合戦風景は大迫力だったし、ちょいちょい挟まれるカットが「あー、なんか絵で観たことあるー」ってなるところもあったので楽しかったです。スタッフロールのキャスト数をみて「どうしてこの人数で13万人の軍勢が撮れたんだ…?」という衝撃感も良かったですね。スバラシイ。
知らない也にも食い入るように見れたのはやはり、ナポレオンの人間性にスポットを当ててあったせいなのかもしんないですね。正気と狂気のギリギリを歩かせるとやっぱ右に出る者いない感がありますよね、ホアキン・フェニックスって。
あと、どの映画を観てもなんか人外感のある怖さのイメージが強かった、とゆうか単純にあんまり好みの顔立ちじゃないからかなのかもなヴァネッサ・カービーさんなんですが、今回ばかりはすごくグッとキちゃいまして。可愛いとも違う、なんとゆーか魅力的で超良かったー。ナポレオンが恋焦がれ執着した女性としての人間味が、めっちゃ出てて美味しかったですね。CMで「観なきゃ」と思わされたのはこの辺のルックに引き付けられたような気がします。
昼と夜で立場逆転しちゃってるくだりはめちゃくちゃ笑ってしまったけど、何十万人もの命を奪う愚かしい戦争のど真ん中にあったのは、共依存に縛られる人であり、承認欲求から逃れられない人であり、外から見てしまえばそんなもんなんだ、っていうテーマの扱いとしては、こないだの「首」と、行きつく先は同じなのかしらー、なんて思ったりなんだり。
きっと何年も前から作ってるはずなんだろうに、どうしてか時勢のど真ん中貫いていく感じ、映画ってスゴイよねー。
あ。4DXやMX4Dでも上映され合戦のシーンなどは臨場感たっぷりで楽しめるようですが、「背後から椅子がガッタガタするだろうなと想像のつくシーン」があり、これまた臨場感たっぷりになるだろうと思いましたが、どんな気持ちで体感したらいいのかわかんないのでやめておこうと思いました。おわる。
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