ボルテスV レガシー

ボルテスV レガシー(2024年製作の映画)
Voltes V: Legacy – The Cinematic Experience

  • 上映日:2024年10月18日
  • 製作国:フィリピン
  • 上映時間:97分
  • ジャンル:アクション
  • 配給:東映

あらすじ

ある日地球は“ボアザン星”からやってきたプリンス・ザルドス率いる 軍隊からの攻撃を受ける。通常の兵器が全く通じない中、スティーヴ、ビッグ・バート、リトル・ジョンのアームストロング 3 兄弟とマーク・ゴードン、ジェイミー・ロビンソンの 5 人は、密かに製造されていた 5 機のマシンに乗り込み戦いに挑む。 敵側は勝利を確実なものとするため、より強大な獣型ロボット“ビースト・ファイター”を繰り出してきた。5 人はそれに対抗するため「レッツ・ボルトイン!」のかけ声とともにマシンを合体させ、巨大な人型ロボット“ボルテスV”となる。 果たしてボルテス・チームの 5 人は、地球を守ることができるのか――

Filmarks-映画情報- https://filmarks.com/movies/116930

「主人公の腕が毒で腐ってロボを操縦できなくなる」みたいなエピソードにドン引いた記憶があったんですけど、どーやらそれはコンバトラーVの方だったようですが、まあなんにしてもストーリーの記憶についてはほとんどないですけど、フィリピンで大人気だという話は常々伺ってはいて楽しみにしてたから、腕のことは置いといて喜び勇んで観に行ってまいりました「ボルテスV レガシー(2024年製作の映画)」ッ!

ひとこと感想

マークの匂わせが、本当に匂いだけしかしなくて、全く味あわせてくれなさっぷりに逆に大興奮してしまいましたよね。面白かったー!

以下ネタバレ含むよ。

ネタバレ含むフタコト感想

あ。あの「俺だけ家族がいないんだぜ」ムーブのところです、きっとドラマシリーズでは拾ってくれてるんでしょうけど。博士はもーちょっと早く声をかけてあげるべきです。博士なんだから。すごいいぶし銀な顔してんだから。

ママが何で基地の外にいたのかがちょっとわからなかったんですが、内臓がダメになってからの行動力と精神力の強さには、人間側としてもちょっと恐怖を感じましたよね。とはいえ退場にあたっては涙する3兄弟に釣られておもわず泣いてしまいました。

ボアザン帝国側のプリンス率いる一行の詰めの甘さが光ってて超よかった。バリア破った時点でもうあと一息だろうに、そこで撤退するのか…ッ!とみてる人間側としてもあまりの歯がゆさに膝を叩いてしまいました。あと王子の余裕なのか、ドクガガやバイザンガが結構なピンチなのにニヤニヤ見てたりするあたりが、逆に「大丈夫?、戦況解ってる?」って心配させにくる可愛さがあって非常に好感が持てました。

全体的には、もっと端折っていいところもあったんじゃないのかと思わなくもない構成でしたけど、逆に言うと昨今のハリウッドや邦画の構成がそもそも煮詰め過ぎなのかもしれないですね。ただ、合体シーンはめちゃくちゃよかったので、もう1回ぐらいは見せてくれても良かったのよ、とは思いました。あと飛翔Vの字斬り…、じゃなくて天空剣Vの字斬りの、あんまり切れ味がよくない感じとかもすごくよかった。

なんか書き方がよくないかもしれないんだけど、過去のアラを埋めようとする昨今のリバイバル作品というより、当時の70年代のいいところも悪いところもそのままにリメイクされた感じに、すごく好感が持てて、個人的にこれはこれでめちゃくちゃ面白かったと感じる映画でした。

なんか吹替はプリンスと皇帝が両方とも諏訪部さんで、自分で自分のこと叱ってる様がみれるらしいから、上映してるうちに観に行きたいなと思ってます。


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