バッド・デイ・ドライブ

バッド・デイ・ドライブ(2023年製作の映画)
Retribution

  • 上映日:2023年12月01日
  • 製作国:アメリカ、イギリス、フランス
  • 上映時間:91分
  • ジャンル:サスペンススリラー
  • 配給:キノフィルムズ

あらすじ

いつもと変わらぬベルリンの朝。金融ビジネスマンのマットは、子供たちを学校に送り届けるため、自慢の新車のシートに腰を下ろした。運転を始めると着信があり、声の主は「その車に爆弾を仕掛けた。降りてはいけない。通報してもいけない。これから伝える指示に従わなければ爆破する」と告げる。犯人の正体、要求、目的のすべてが不明のまま、戸惑いながらもマットは行方の見えない運転を続ける。しかし、行く先では同様に爆弾を仕掛けられた車が次々と大破。その被害者はマットの同僚だった……。恐怖に怯える子供たちを乗せ、ユーロポールとマスコミから容疑者として追われるマットに、更なる悲劇が待ち受ける。それは「妻はいま、離婚弁護士の元にいる」という報せだった―。果たしてマットは犯人を突き止め、爆破を阻止し、家庭崩壊の危機を脱することができるのか!?

Filmarks-映画情報- https://filmarks.com/movies/109184

公開劇場数が少なく「これは観に行けないかもなぁ」と思っていたんですが、運よく時間が取れたので、ちょっと足を延ばして観て参りました「バッド・デイ・ドライブ(2023年製作の映画)」!今年はタイミングに恵まれて主演作3つも観れたリーアムニーソン映画ですが、今回も事前情報を入れず挑んでまいりましたよー。

ひとこと感想

後半ブチギレてからはしっかりリーアムニーソン節でサイコーでした。「敵を絶対許さない主人公の姿」を観たければもうリーアムニーソンかキュアホワイトかのどちらかだよネと思ってるまめちちとしては、大変満足な映画でした。面白かったー♪

以下、あまりに面白かったのでホントにネタバレ含むので要注意。

ネタバレ含むフタコト感想

子供たちは解放できたが犯人への怒りをこらえきれず、投降を促す警察の制止を振り切り、解除できない爆弾を積んだまま車を走らせるマット、そしてついにマスク姿の犯人が姿を現した緊迫の後半シーン。ここから犯人がどうやって自身の口座にマットから金を振り込ませるのか!?の展開に胸を高鳴らせたものでしたが、まさかの「犯人が直接後部座席に乗ってくる」というまめちちの想像ナナメ上をはるかに越えた行動に、「オマエが爆弾を仕掛けた車に、オマエが乗っちゃったらダメだろう!!!?」と立ちあがってツッコミ入れそうになりましたよね。

でもまだ!マスクを取ったら実は犯人本人でなく指示だけを受けた別人の可能性が微レ存…!と思いきや、マスク取ったら、絶対アイツだろうなぁと思ってた通りの黒幕が出てきて、「正気かッ!!!?」と叫びそうになりましたよね。おもしろすぎて腹筋ちぎれそうになりました。そこはオマエ、その得意のダークウェブとやらでバイトでもなんでも雇えよ…。なんでだよ…。

とまあ、ツッコミどころがすごかったですけど、でもきっとトンネルで電波遮断されてた時、めっちゃ「振り込んで!?ねえ!振り込んで!?」と鬼電したのにつながらなかっただろう状況を考えると、思いを伝えたい気持ち押さえられなさのあまり慌てて乗り込んでしまったのかもしれない…、と思わなくなくもない、こともない、わけでもない…、かもなので、まあそういうことにしておきたいなと思いました。

あと、最初?二度目?に爆破されたマットの同僚が助手席に載せてたカノジョが、「爆弾が仕掛けられた車に閉じ込められた人が中でやっちゃダメそうなこと」を全部試してくれててサイコーに面白かった。可哀想さを通り越してちょっと可愛かったですよね。

可愛いといえば娘ちゃん可愛かったし、息子君の「俺は残るよ!」のところとか超よかった。超よかったんだけど、アルツハイマーの殺し屋を演じたあとに観ると「パパ、年の割に結構…!」となりましたね。

ああ、あと、犯人がシリアスに「子供を乗せることも想定内」みたいなこと言ってわりに、ママが弁護士に離婚相談しに行ってるところまでは想定してなかったのか、弁護士事務所検索するのに2分時間くれたのちょっと面白くてダメだった。総じて犯人が面白過ぎたですね。おわる。


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