ミスト

ミスト(2007年製作の映画)
The Mist

  • 上映日:2008年05月10日
  • 製作国:アメリカ
  • 上映時間:125分
  • ジャンル:ホラー、SF

あらすじ

激しい嵐が町を襲った翌朝、湖のほとりに住むデヴィッド・ドレイトンとその妻のステファニーは自宅の窓やボート小屋が壊れているのを見つける。デヴィッドは買い出しのため、8歳の息子のビリーと隣人のブレント・ノートンと共に車で地元のスーパーマーケットへ向かった。店は客たちで賑わっていたが冷蔵庫以外は停電していた。デヴィッドたちが買い物をしていると、店外ではパトカーや救急車が走り回りサイレンが鳴り始めた。その直後、鼻血を流したダン・ミラーが店内へ逃げ込み「霧の中に何かがいる」と叫ぶ。店内の一同が戸惑うなか店外の辺り一面は白い霧に包まれていく。不安に駆られた客たちは店内へ閉じこもった。

ミスト(映画)Wikipediaより https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%82%B9%E3%83%88_(%E6%98%A0%E7%94%BB)

観てます。

ひとこと感想

みなさんそうなんでしょうけど、もれなくまめちち映画知識内、ベストオブ胸糞エンディング映画ですw。午後ローでやったとき、ラストシーン前のCMアイキャッチにでた「この後お見逃しなく!」ってテロップは笑った。もう見逃させてくれよその先はw。

ネタバレ含むフタコト感想

国内上映ラストとゆうことで、良くも悪くも心に残っている映画なので、スクリーンで観ておこうかなと思い、観てきました。やっぱり胸糞悪かったですw。

テレビでしか見たことがなかったまめちち、だいたい見始めるところがボート小屋がぶっ壊れてるシーンからなのでw、そもそもお父さんの職業が映画のポスター絵描きさんだってことをまず知らなかったw。しかもダークタワーの絵描いてるのね…!なるほどねー!

でもあれですな、やはりテレビや配信でなく、ノーカットフルサイズをインターバルなしに集中してスクリーンで観ることっていうのに、視覚的、音響的効果とかそういう体感的なことも含めて、それ相応の意味があるよなぁと感じました。

  • 発電機の倉庫でノーム君が触手に攫われるシーン、テレビで見た印象よりも長く感じたなー。少しはしょられてたりするんかな?マイロンとジムのダメっぷりが際立って見えた。
  • キリスト教徒のヘヴィメタラーみたいなおじいちゃんが結んでいったロープが何かに引っ張られるシーン、あれホント見事だよね、ドアの上へロープがビィーンッてなるヤツ。まだ霧の中に何がいるのかがわからないで初めてこの映画を見たときの「うううう上ぇぇぇ!?!?」の衝撃は忘れられないものがあるw。大画面で見るとさらにその演出が際立つ…ッ!
  • カーモディさんのスーパーマーケット教開宗っぷりは何度見ても胸糞悪面白いw。デビルマンなんかでも描かれるあの手の集団心理の描写は、やっぱものすごく恐怖を感じるぅぅー…。二等兵殿をワッショイするシーンとか大画面で見るとホントにもう胸焼けがすごかったぁぁ…。…二等兵殿ってちょっと顔キャメロンディアス入ってるよね…。ジョジョ味があるというか…。どうでもいい…。
  • ラストシーンは有名な超絶バッドエンドだけど、オリーがカーモディの額にとどめの一発ぶち込まなければ、弾丸足らなくなるこたぁなかったんだよなぁ、と思うと、またここも胸糞が悪いポイントなのよね…。

エンディングがどーしょーもなくバッドエンドなことにとらわれがちだけど、こうして見直すと、結末に至るお膳立てが各シーン無駄なくみっちり仕込まれて、デビットがあの結末を選んだ必然性がしっかり描かれているのが、映画として素晴らしいなぁと改めて感心しました。

で、ラスト。スタッフロールのところ、BGMなしで周囲の音だけ流し続けるのね!!あれびっくりした…!!映画館の音響による空間の立体さが、まさに「その場に残された者」であるデビットの気持ちに没入させられて、最後終わるまでの絶望感がとんでもなかった。

いや、ホント、観に行くのイヤだったんですけどw、やっぱ面白いよなぁー…。映画館で観れてマジでよかったです。おススメはしないけど、素晴らしい映画でしたw。

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