JAWAN/ジャワーン

JAWAN/ジャワーン(2023年製作の映画)
Jawan

  • 上映日:2024年11月29日
  • 製作国:インド
  • 上映時間:171分
  • ジャンル:アクションスリラー
  • 配給:ツイン

あらすじ

包帯だらけの謎の男(シャー・ルク・カーン)と怪しい6人の女性たち。彼らは地下鉄をジャックし乗客を人質にとり、政府に対し4千億ルピーを要求する。実は、謎の男はこの列車に乗っている武器商人カリ(ヴィジャイ・セードゥパティ)の娘を使って、カリから身代金を強奪することが目的だったのだ。警察は身代金が振り込まれた口座を凍結しようとしたが、すでにその金は70万人の貧しい人々へ配られていた。混乱に乗じて逃げる謎の男と女性たちが向かったのはなぜか女子刑務所だった。

彼らは悪なのか、それとも正義なのか?果たして、彼らの真の目的は一体!?

公式サイト https://jawan-movie.com/

昨年でしたでしょうか。IMAX最大高画質によるセクシー大瀑布見せつけられてフェロモンで溺れタヒぬかと思った、ボリウッド界伝説の三大カーンの一人シャールク・カーン主演のインド映画「PATHAAN/パターン」。それまでシャールクを知らずに今まで生きてきた自分の愚かさに絶望すら抱くレベルの衝撃でしたが、なんと。その。シャールク・カーン主演作の新作が、満を持して日本でも公開ということで、観る以外の選択肢はないわけで観て参りましたよ「JAWAN/ジャワーン(2023年製作の映画)」ッ!全171分ッ!ほぼ3時間!

ひとこと感想

インド映画おなじみの「Interval」、日本国内上映も10分休憩入れた方が良いと思うの。みんなの「ちょっと待って。一旦落ち着こう。」ってなってるときの感想が聞きた過ぎてしょうがない。も、めっちゃ面白かったぁ―ッ!ちょっと、一旦落ち着こう。

以下ネタバレ含むよ。

ネタバレ含むフタコト感想

膀胱もまあまあのリミットブレイク迎えてましたから、途中トイレ行くかな?と思ったんですけど、一秒でも見逃したら訳が分からんぞ?レベルで毎カットとんでもないことが起きるので全然席は立てなかったんですけど、正直、Interval以降の出来事はもう何が起きているのかちょっとわかり切ってない部分があります。いやでも、これはめちゃくちゃエンターテイイメント、最強に面白かったですわ。

冒頭のミイラ男状態から、その素顔をどう顕わにしていくか、は、もうこの手のインド映画のひとつの見せ場になってんですかね、炎の中からのフェイスオフの格好良さったらもうこれ以上ないんじゃないかくらいのヤバさでした。あ、アリで縫合する民間療法は手間を惜しまない感があって良かった、とんでもなくめんどくさそうだったけど。

序盤の列車ジャックのシークエンスに限らないけど、映画につまっている「そうはならんやろ」を「いや、ワンチャン行けるかもしんない」に変えていく構成も相変わらず見事でした。最終的に思い返したらやっぱ「そうはならんやろ」なんだけど、あの瞬間に騙されてしまうっていうシチュエーションと仕掛けが何でも大切なんだろうなって実感するシーンが盛りだくさんで最高でした。

ただでさえ顔が好み過ぎてメロメロなんですが、ここに来て自分の琴線に触れてしまう「幼女とおっさん」という組み合わせをシャールクに盛り込んできた時点で、この映画の完全勝利が約束されたというかなんというか。とにかくスージーかわいかったぁ…。何あの子。あんな子にパパテストされたらタヒぬ気で頑張るよ…。

そして中盤から発生するこの手のインド映画お約束「ピンチを助けに来るキャラクター」も、前回の「パターン」と「タイガー」でも十二分に復習しておりましたから、インド映画なんぼのもんじゃい何が起きても驚かんぞ、と構えておりましたところ、まさかの展開に、「えっ、私、いま、乱視・・・?」と、状況が作中登場人物以上に飲み込めない状況に、完全にやられてしまいました。

以降、Interval以降の記憶はちょっとだいぶあやふやではありましたが、とにかくパパのバイク爆弾のシーンは切り抜いて朝昼晩毎日見続けたいレベルの名シーンでしたね。カッコ良過ぎておもわず泣いてしまったもの。

ハァーッ!全く感想にまとまりませんが、面白かったのでみんな観に行くように。サイコーでした!ありがとうありがとう!

あ。あと、日本も選挙の前とか、しょうもないCM流すくらいなら、ヴィクラム・ラトールのあの演説を流す方が、よっぽど胸に来るんじゃないかなって思いました。あのシーン、かっこよかったな。


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