機動戦士Gundam ジークアクス -Beginning-

機動戦士Gundam GQuuuuuuX -Beginning-(2025年製作の映画)

  • 上映日:2025年01月17日
  • 製作国:日本
  • 上映時間:81分
  • ジャンル:SF、アニメ
  • 配給:バンダイナムコフィルムワークス、東宝

あらすじ

宇宙に浮かぶスペース・コロニーで平穏に暮らしていた女子高生アマテ・ユズリハは、戦争難民の少女ニャアンと出会ったことで、非合法なモビルスーツ決闘競技《クランバトル》に巻き込まれる。
エントリーネーム《マチュ》を名乗るアマテは、 GQuuuuuuX ジークアクス を駆り、苛烈なバトルの日々に身を投じていく。
同じ頃、宇宙軍と警察の双方から追われていた正体不明のモビルスーツ《ガンダム》と、そのパイロットの少年シュウジが彼女の前に姿を現す。
そして、世界は新たな時代を迎えようとしていた。

公式サイトより https://www.gundam.info/feature/gquuuuuux/

年末の情報解禁まで全くニオイすらさせてなかったように思うんですが、そうでなかったとしたら己のガノタとしての至らなさを猛省すべき状況かと思いつつも、新テレビシリーズをスタジオカラーさんの作品で観られることを素直に喜んで楽しんでいこうと思っておりますよ。そんなわけでネタバレ回避のため上映日きっかりに観て参りました先行劇場公開「機動戦士Gundam GQuuuuuuX -Beginning-(2025年製作の映画)」ッ!!ガンプラ買えなかったけど豪華版パンフゲットできたのでヨシ!

ひとこと感想

冒頭2秒でホットココア吹いた。こんなんネタバレしないで感想なんか書けないって。にしてもこれでまた”ガンダム”というコンテンツが更に面白くなってしまったね、超面白かった―ッ!

以下ネタバレ含むよ。

ネタバレ含むフタコト感想

初日感想

公開日当日、IMAXにて鑑賞。

なんなら”永井一郎さんの声じゃない”って違いだけの、親の声より繰り返し聞いただろうOPナレーションから、デザインに違いはあれど3機のザクの記号を持つMS登場、内1機は赤くて、どんな奴が乗ってるのかと思ったら、全然全く知ってる人が乗っててさらにココア吹いた。やりやがったな、やりやがったな。昔からガンダムの事ばかりを考えていたおじさん達が本気出して考えた「俺の考えたガンダム」を、上り詰めた地位と肩書と実力と金を使って作り上げられていて、めっちゃ感動したし面白かったー!やれやれもっとやれ―!やったれー!

「もしガンダムの奪取に成功していたら」というIFを見事に描きあげた冒頭でしたが、何らかの啓示を受けているからか、少佐の行動がすべからく上手く作用しておおーとなったけど、改めて成功したさまを観てると、むしろ正史の少佐のほうが運悪すぎなんじゃないかと気の毒になってくるの、面白かったです。プロローグ後半、今わの際にはちゃんと「刻がみえる…。」って言ってましたけど、「キラキラがみえる…。」じゃなくカッコがついてよかったね大佐、と思いました。

ガンダムを鹵獲したことでジオンの兵器開発の系譜に変化が出て、ザクやドムが主力でゲルググがいないこととか、ビットをガンダムに乗せることでエルメスが生まれないこととか、なかなかにグッとくるポイントでしたが、デザインまで一緒なのにキケロガに生まれ変わらされてしまったブラウブロはなんかちょっと気の毒でした。あとさすがジオンが勝った未来線だからちゃんとビグザム量産されてたのもよかった。ゲルググがなくなり学徒兵が命を無駄に散らさずに済んだからこそ、85年以降のソドンの乗組員が若い士官たちで締められてたのかしらと思うと、ちょっと目頭熱くなりますね。ソドンさんの強襲揚陸艦としての活躍ぶりも「なるほどな」感がこれもまたすごかったです。誰ですかソドンて。

などなど、本編開始前のプロローグにものすごい濃い味ぶち込んでて、ここだけでツッコミどころがヤマ過ぎで大変ですが、以降の本編もガールミーツガールからのボーイでめちゃくちゃよかったです。なんとなく想像だけど、テレビ版はプロローグのくだりバッサリ切って、ココから始まるんじゃないかとちょっと思ってるので、以降の感想は本編開始からまとめていこうかな。

とりあえず、ニット被ったハロのデザイン考えた人、優勝だなぁと思いました。ハロプラにかぶせられるニット帽出たらカラバリ全部買ってしまうかもしんない。かわいい。ハロはマブ。本物のマブ。

2週目突入前に二周目

通常スクリーンにて鑑賞。firstインパクトの衝撃から解放されて心を落ち着けて観られるなと思っていたが、オフ日のレイトで若干疲れ気味なのもあったか、あの前半の情報量ぶつけられると脳が拒否し、一部意識を飛ばすなどの現象が。そんなこと起きるのかと自分でもびっくり。

あらためて通しで観ると、やはりゼクノヴァはこの時代におけるアクシズショックなんですかね。当時連邦の10年先を行くジオンのMS開発における知識は、ガンダム強奪により正史よりもさらに10年先へ進んだんでしょうかね。クァックスの開発が正史におけるユニコーンガンダムだとすると、色々しっくりくるようにも見えます。

「シャロンの薔薇」とやらが大佐のガンダムに影響しゼクノヴァが発生した、というような見え方でしたけど、あれは完全にインドの少女との邂逅に至って天パの人が見た情景と一致すると思うので、キシリア様のいうそれは、そーゆー事なんだろうなとは思うけど、「オブジェクト」って単語は超引っ掛かりますよね。白鳥の娘は何にされちゃったの…?

サイド6の大統領首席補佐官で2度目の人生成功させてるように見えた”優男”さんですが、この先もまた核弾頭横流しの未来に行き着いたら可哀想だなと思いつつ、指輪してたかどうか見逃したので3度目見るときは良きミライに行き着いているのかどうか注意して観てみたい。

シュウジのお家にあったランチは、デザインが一緒だなぁと思いました。彼はあれに乗って”どこかしら”から来たんだろうか。ええー、どこよ…。…あ、でもハイパーバズーカも同じデザインでしたね。気にし過ぎかな。

あと、プロモーションで使われていた主題歌でも挿入歌でもなかったララ~♪の歌は、狩り歌だからなのかと思ったらアレが歌詞なんですね。なるほど。ララ~♪でいいのか。そういうことか。


感想一気見

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