Flow(2024年製作の映画)
Straume/Flow
- 上映日:2025年03月14日
- 製作国:ラトビア、ベルギー、フランス
- 上映時間:85分
- ジャンル:アニメ
- 配給:ファインフィルムズ
あらすじ
世界が大洪水に包まれ、今にも街が消えようとする中、ある一匹の猫は居場所を捨て旅立つ事を決意する。流れて来たボートに乗り合わせた動物達と、想像を超えた出来事や予期せぬ危機に襲われることに。しかし彼らの中で少しずつ友情が芽生えはじめ、逞しくなっていく。彼らは運命を変える事が出来るのか?そして、この冒険の果てにあるものとは―?
Filmarks-映画情報- https://filmarks.com/movies/118603
最初ティザー観たときは「わ、めっちゃ面白そう。どこのプラットフォームで出るのこのゲーム?」と思ったもんですが、長編アニメーション映画で「野生の島のロズ」を抑えてのアカデミー各賞受賞とすっかり話題のネコチャン映画観てきましたよ「Flow(2024年製作の映画)」ッ!
ひとこと感想
イッヌが、どのイッヌもとことんにイッヌだったなという、思ってたより「猫よりも犬」だった映画でした。いやー、めちゃくちゃきれいな映画だった。面白かったー!
以下ネタバレ含むよ。
ネタバレ含むフタコト感想
あの「ネコの巨像文明は何だったんだろう」とか「犬が犬種を維持できている程度には、人類の文明からは遠ざかってないのか」とか「何あれクジラなの?それとも…」みたいな舞台設定にワクワクするけど、装置としての役割はあまり大きくなく、さほど重要な要素ではなかったのかなと思いつつも、終末世界大好きなのでやっぱりワクワクしちゃいますよね。
冒頭から最後まで、”鏡に写る自分”という絵を徹底的に組み込んでいたから、これは動物が自分を個としての自分と認識できてるのかどーかってゆう”鏡像認知“のオハナシだったのかな?おそらく人に飼われていただろうネコチャンが、”群れ”に対してのさまざまな思いを持つ”種族を超えた他者”との関係性の中で、自分って何なんだろう?みたいなのを見出してゆく話なのかなぁ…?とか思っては、なんかもっと言語化上手い人の感想あさりたい気持ちでいっぱいなんですけど、あんまその辺言及されてる方おられなくてオフゥとしてます。
でもたぶん、そんな事考えるのも野暮なのかもしれない。彼らがひたすらに生きる姿を美しく、アニメーションという世界で堪能できる、あまりある感動が詰まってるスバラシイ映画した。面白かったー!
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