羅小黒戦記2 ぼくらが望む未来(2025年製作の映画)
罗小黑战记2/The Legend of Hei II
- 上映日:2025年11月07日
- 製作国・地域:中国
- 上映時間:124分
- ジャンル:アニメ
- 配給:アニプレックス
あらすじ
師匠・ムゲンと共に小さな村で穏やかな日々を過ごしていたシャオヘイ。
それから2年後、とある会館への襲撃事件が、長きにわたり保たれていた妖精の世界の平和を脅かす。
妖精会館からもたらされた任務により、シャオヘイとムゲンは引き離され、二人の運命は大きく揺らぎ始める。
次々と現れる脅威に立ち向かう中、シャオヘイは姉弟子・ルーイエと共に、真実を求めて新たな冒険へと旅立つ。
降りかかる突然の試練、そして、思いもよらぬ敵を前に、シャオヘイは大きな選択を迫られる——。
Filmarks-映画情報- https://filmarks.com/movies/121591
あまりに楽しみだったので、上映日当日に近所の映画館で吹替、日曜に有給とって音のいいとこで吹替、次の休みに字幕と観ましたが、3回目観に行った際入場特典がなく、「二週目の特典は配り終わっちゃったのか―。」と口走ったのですがまだ一週目でした。その間プレデターバッドランドもおかわり挟みつつだったので大分脳内ごっちゃごちゃですが楽しく見て参りましたよ『羅小黒戦記2 ぼくらが望む未来(2025年製作の映画)』ッ!
ひとこと感想
とりあえず一級執行人の皆さんはまず右から一列に並んでいただき、名前と、お持ちの能力について一言ずつ教えていただけますでしょうかね。気になるキャラ多すぎです。困ります。もっと下さい。あああ、情報と情愛過多でタヒぬ。めっちゃくちゃ面白かったー!二週目も通う!
以下ネタバレ含むよ。
ネタバレ含むフタコト感想
あ、一級じゃない方もいいです、並んでください。はい、お名前からどーぞ。
ともかく。相変わらずの超・超高速アクションの迫力もさることながら、舞台背景の美麗さも相まった高密度情報に加えて、隅々までちりばめられた各キャラクターの性格やバックボーンをあぶりだす演出の細やかさに、目も脳も一気に焼かれる映像芸術に感嘆しきりでした。
以下、もう鹿野(ルーイエ)のことをとりあえず書きます。書きますと言ってもう5回くらい書き直してますが。
“わたしの知らない鹿野の記憶の一気流し込み”はただでさえ個人的に大好物な演出であるが故その完成度の素晴らしさに対しどのような賛辞の言葉を連ねればいいのかわからないんですけどもうとにかく最高オブ最高でした。
4回目によーやく気がついたんですが、あの幻を見た時の物陰に立っている鹿野って、登場時の衣装だから、あれは今回の旅を経てみた幻ではなくて、二人で旅立つ前に見ていたものだったんですね…。その上で、『Little Bouquet』の1番Bメロにもうちょっと情緒が5段階くらい変速しておかしくなっては気持ちがまとまらない。この歌は鹿野のウタなんだなぁ…。あばばば…。Aimerさんの歌詞解像度ハンパない…。
個人的には劇中盤、高級ホテルでの小黒とのやり取りの中で鹿野の言った「子供じゃないんだから(字幕だと「大人だから」)」っていう言葉が、アイスを抱えた”そうありたかった自分”に重なって、目ん玉溶けるかと思うくらい泣いてしまいますた。
からの、最期”2mmだけ強がりの仮面を脱いだ”鹿野のセリフは、これぞ塩梅!といった味付けにンンンンンンッ!ってなりました。声優さんも演出も絶妙ですごい!
待望の続編が新キャラクターを主軸においたストーリー構成って、なかなかに冒険的な試みだよなと思ったけど、なんかもう、ぐうの音も出ないほどの”観たかった羅小黒戦記”だったので、もうほんと素晴らしい。ホントありがとうございます、ありがとうございます。
細かいところはもうずっとイイし挙げだしたらキリがないので、取敢えず思い出した順に箇条書きにしておきます。なんか考えがまとまったら文章にするかも。しないかも。
- 最強の執行人、というよりもう最終兵器”無限”過ぎて爆笑してしまいました。けどもだからこそ、”現時点”で強者である妖精が、それでもなぜ人類との共存を求めるのか、なぜそんな妖精が滅びの一途をたどりつつあるか、という物語の本質に迫る部分を浮きぼっていく演出でもあって、めちゃめちゃグッときてしまった。見つけられなかったルオムーはナーガの手に渡ったんじゃないか、という考察の方がいたけど自分もそう思ったー。エンドロールにも腕写ってたしね。”伝えられない妖精の真意”ってやっぱ”人食い”にまつわるのかなー…。
- そして無限が強ければ強いほど、その力に渡り合うために決めた”風息(フーシー)の覚悟”にもまたボロボロと泣けてきてしまいました。2度目の鑑賞で風息の声聞き取ってしまって嗚咽堪えられんかったぁー…。4度目の視聴で「すまない小黒」「お前の力が必要なんだ」なのを確認しました。リンヤオじいちゃんの真意を知るにあたりそのセリフを思い出して、力を尽くさないといけない時だと決意する小黒に、もう単純に「おっきくなって…ッ!」と涙が止まらんかったすわ…。
- 糸目の石田彰さんボイスキャラの登場には、心の中のマック軍曹が「いたぞ、いたぞおおおお」とガトリングガンブッ放す勢いでした。冒頭から「黒幕は長老のうちの誰か」ということが示唆される中、声がデカイ諏訪部さんキャラは声がデカいので無いとして(!)、糸目石田彰声キャラなんてブラフにもほどがあり過ぎるから、そーなるともうそんなべらんめぇ口調を封じた山路さん声のキャラなんてどー考えたって真っ黒じゃないか、って流れになるのがめちゃめちゃ面白かった。
- 小黒の成長がたまらなかった。彼の中での”正しさ”が、出会う人々によって少しずつでもちゃんとしっかりと形成されていく経緯が、セリフだけじゃない行動や所作、はたまた前作から今までに起きえた事柄からも感じられて、すごく映画しててよかった。WEBアニメの小黒に至る経緯を見事に補完してきててすんばらしいですが、示唆されている続編はどこを埋める話になるんでしょうかね。日本語における”戦記物”としての解釈で話がまとまっていくなら、”戦争を止める小黒の戦いの記録”になるんだろうか。また中国語には違う解釈があるのかな。あー、楽しみ。
それにしても、『西遊記ヒーロー・イズ・バック』に『羅小黒戦記 ぼくが選ぶ未来』、そして今年は『TO BE HERO X』に『トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦』と、定期的に中国映像作品に夢中にさせられてます。どれもサイコー。そして私は台湾の『Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀』も大好きです。他国で素晴らしい映像作品がたくさんつくられていることが、なんか本当にうれしいし、届けてくれてありがとうって言いたい。ありがとう、みんなありがとう。あいしてるぜ。
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