トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦

トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦(2024年製作の映画)
九龙城寨之围城/Twilight of the Warriors: Walled In

  • 上映日:2025年01月17日
  • 製作国:香港
  • 上映時間:125分
  • ジャンル:アクション
  • 配給:クロックワークス

あらすじ

九龍城砦(きゅうりゅうじょうさい)――そこは、かつて無数の黒社会が野望を燃やし、覇権を争っていた。
1980 年代、香港へ密入国した若者チャンは、黒社会のルールを拒み、己の道を選んだために組織に目を付けられる。
追い詰められたチャンが命がけで逃げ込んだ先は、まさに運命が導いた九龍城砦だった。彼はここで 3 人の仲間と出会い、深い友情を育んでいく。しかし、九龍城砦を巻き込む抗争が激化する中、チャンたちはそれぞれの信念を胸に、命を賭けた戦いに挑むことになる――。

Filmarks-映画情報- https://filmarks.com/movies/116565

ベルばら始まるまでは特段観るものないから、それまでジークアクス何周できるかなとか思っていたところ、「旦那のような人は見ておいた方がイイ映画ですぜ、ヘヘッ。」という、ホントにそれ以外何の情報も持たずに観に行ってまいりました「トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦(2024年製作の映画)」ッ!何だったらタイトルすら観終わるまでうろ覚えだったんですけど…、

ひとこと感想

もし「観に行きたいけどなぁ」と思ったまま配信を待っている人がいるなら、大画面いっぱいの信一を網膜に焼付けなかったことを一生心のキズとして背負うことになる(確定)ので、何としても映画館へ足を運ぶべきと思う。よかった、私はこの先もこの思い出を咀嚼しながら生きていける。ずっとおいしい。ありがとう九龙城寨之围城。めっっっちゃ面白かったー!ヤバイこれあと何周するんだ私!?

以下ネタバレ含むよ。

ネタバレ含むフタコト感想

シンイチ、違う、信一(ソンヤッ)の顔が良過ぎて、もうたまンなかったんですけど、ずっと顔隠してた四仔(セイジャイ)のフェイスオープンが、目鼻口ちゃんとツイてるどころかなんだよお前もイケメンじゃんかと心が揺らぎそうになりましたが、やっぱ龍(ロン)兄貴がサイコーですね、いぶし銀が過ぎる。発勁の打ち方もですが個人的には「そんなにしたら好さんの野菜にシャンプーが入ってしまうッ!」って注意しているところが大好き過ぎてドウカシソウナノデタスケテホシイ。

王九(ウォンガウ)の、冒頭の二階建てバス内乱闘で「なんだか三下なのに強すぎないか…?」と思わせてからの後半への展開は、ちょっと震えが来るぐらいの近年稀に見る”最強悪役”ぶりですンばらしかったです。「弱点を探せ!」のセリフで、おもわず「待って!ちょっと考える!」と観てるこっちまで真剣に攻略方法考えだしたもんね…。

どのキャラクターに焦点を当てても物語があって、どこで切り取ってもあまりに美味しすぎたからか、1回目観終わったあと感想を反芻しているうちに「…でも結局なんの話だったんだ…?」となってしまったので、即、翌日おかわりしてきました。怒涛のイケメンスーパーアクションに気圧されぬよう、あらためて観なおしてみると、九龍城塞という舞台に込められた”家”だったり”帰るべき場所”のようなものに熱いテーマが込められているところに大きな引力のあるお話だったんだなと、感じ入りました。

龍の兄貴の「奥の部屋を片付けろ」の一言に、ちょっとだけニヤッとする信一のあの表情と、すかさず焼豚丼屋にいた若い衆が待ってましたと言わんばかりに片付けに動き出す、あの数秒に込められたシーンに、龍の兄貴が今まで”どうやって九龍を生きてきたのか”がぎゅぅっと濃縮されていて、もう思い出すと泣きそうになるのは、龍の兄貴”自身”が、まさに”九龍城塞という存在そのもの”にみえるからなのかなぁ。

いずれやってくる清算により居なくなる自分と、限界を迎えて無くなってしまう九龍を重ね、承知したうえで、”家”だったり”帰るべき場所”っていうものが何なのかを、自分の最期を通して次の世代へ伝えていくシーンは、もう涙無くして観れないものがあったし、その上でのエンディングで流れる九龍のなにげない日常に重なって、さらに涙腺に追い打ちをかけてきてもう、ホントにもう…。(どなたかの感想で「あれは兄貴の視点なのではないか」と聞いてもうヤバイ)

またその兄貴の思いを、若者四人組がそれぞれの思いで受け止めているだろう描写が、セリフだけで描くんじゃなく、表情や所作、激しいアクションや作り込まれたセットが、多くを語ってくるところにめちゃめちゃグッとくるし、多分そーゆうところが、どこで切り取っても味がする起因なんだろなぁと思いました。

ラスト、「今度ケンカするときは俺も混ぜろ」と洛軍(ロッグワン)に伝えていた通り、龍捲風(ロンギュンフォン)の名を表すよう竜巻となって彼らの前に登場するところの得も言われなさは、もうほんとにたまらないものがございました。洛軍(ロッグワン)の最期の一撃は兄貴の発勁の再現だったのかなと思うと、あの外連味にまた泣けてきます。

…と、龍(ロン)の兄貴からの切り口で観ても、これでもまだ陳占(チャンジム)の事とか全然語り足らないところがあるし、またこれをさらに洛軍(ロッグワン)の、信一(ソンヤッ)の、四仔(セイジャイ)の、十二少(サップイー)の視点からの切り口で見るとまたそれぞれの味わいがあるし、何より秋や虎の兄貴などの年長者組、名前も明かされない焼豚丼屋の店主、九龍の住民から見るとこれまた全然見え方が様々なので、ちょっと読み取る要素の多さに、もうなんぼでも感想が書ける。ヤバイまとまらない…。

もう関連動画見すぎてYOUTUBEも供給するおススメに限界が来ているのか、海外圏の動画しか出てこなくなった。あと、なんでかたまに田原俊彦を勧めてくる…。これは…。


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