11.「魔王の秘密」 | Thunderbolt Fantasy東離劍遊紀4

11.「魔王の秘密」 | Thunderbolt Fantasy東離劍遊紀4

  • 話数:第11話
  • サブタイトル:「魔王の秘密」
  • 初回放送日:2024年12月14日(土)22:00~

あらすじ

魔王と禍世螟蝗の会見の中、かつての窮暮之戰において魔界が軍勢を退いた真の理由がついに開示される。奇しくもそれは、凜雪鴉の出自にも関わる秘事だった。

一方、襲い来る悍狡を撃退し、眠る浪巫謠を守った裂魔弦。しかし、息つく間もなく、刑亥を従えた阿爾貝盧法が浪巫謠を狙って現れる。

人界では、丹翡の護衛という役目を果たし終えた殤不患が、浪巫謠を救うべく再び魔界へ向かう。

公式ホームページより引用 https://www.thunderboltfantasy.com/season4/story/

ひとこと感想

魔王様から「素顔にも匹敵する秘密」を聞かされた刑亥(ケイガイ)ちゃん、その場にいる自分だけが”それ以上にマズイこと”に気がついちゃって、思わず”はわわ顔”になるのすごい伝わってきて、布袋劇の無限の力を感じて爆笑した。

「人間界に戻れないんじゃ…」って心配口にしちゃってる時点でもう魔族の気概が抜けてしまってはいるものの、刑亥ちゃんの隠しきれないヒロインとしての魅力は一層輝くシーンでした。すっかり日の光の下での生活に日和ってしまってるけど、魔王様の言ってる魔族Z世代的な成功例ってこれなのかもしれんと思うとヒジョーに味わい深い。がんばれ、未来は君の手の中だ。

冒頭から魔王様、禍世螟蝗(カセイメイコウ)にアジベルファと、なんかもうイイ声が渋滞し過ぎてて話が全然頭に入ってこず、リアタイから録画3回くらい観返して、よーやく魔王様の目的やその身の上などが若干理解できてきました。愉悦と享楽の心を捨てた割には野心はしっかり残ってるあたりに魔族の精神構造イマイチ理解しきれないところはありますが、それ以上に、魔神の封印を役職に持たせて決定力を分散させたり、自国に魔神を放って下民に週一のお祈り泡吹くまで強要させてみたりとかが、「魔族に結束の意識改革を促すためだった」っていう、やり方が「売上の上がらない中小企業の社長」っぽくて、なかなかにツラく、魔界民への同情を禁じえませんでした。

一応地上に捨てたっていうそのサルかなんかになったんじゃないかという魔王様の分身が、凜(リン)である可能性の示唆になりましたが、「自分を欺ける」とテンションだだ上がりの凜の様子からすると、それなりの梯子の外し方が用意されてるのかなとも思えるので、ホント展開が楽しみ過ぎていろいろ震えが来ます。

あ、あと、「東離の殿下が思い付きで始めることは、肝心な時にはなんか知らんけどどーしてかイイ具合に作用する」っていうことを理解した上で側近を務めている感があるよね、あの武内君の声の人。服、玉虫色ビカり過ぎてやしないかといつも気になってます。

えっ、来週本当に最終回なの?最終回って何やる回なんですかネ…ッ???

感想一気見

各話感想

シリーズ作品まとめ

Share this content: